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2005-09-04-02-社会人になって思う「勉強したい」

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最終更新日付:2013/12/31 07:59:18


社会人になって思う「勉強したい」

2005 年 09 月 04 日

(いろんな意味で)信じてもらえるかどうかわからないが、大学では文学部にいた。そこで4年間心理学を専攻していた。大学を卒業し、社会に出て9年目。学校で勉強をする、ということの意味が遅まきながらわかったような気がする今日この頃である。先日この日記にコメントをしてくださったぱむ屋のEIJさんが「一時的に学生に戻る」ということなので、なんとなくいい機会ということにして思いを書き留めておこう。

前述のとおり、僕は大学では文学部にいた。でも、プログラミングに取り憑かれたのは10 歳くらいのことで、そのころから将来の仕事は決めてしまっていた。ではなぜ文学部心理学科かというと、「働きはじめれば死ぬほどやるんだから大学では別の興味を」という理由だった。それはまぁ良しとしよう。たしかに大学時代に学んだことは面白かったし、現に今は開発者としてそれこそ体を壊すほどやっている...だとしてもだ。

だとしても、僕はなんて贅沢な甘ちゃんだったのだろう。今切実に思うことは、もう一度大学に入りなおして計算機科学をイチから4年間学ぶことができたらどんなに幸せだろうか、ということだ。もちろんこれは今だからこそ思うことである。普通に高校卒業して入った大学で計算機科学を学んだところで、「それなりに」真面目にはやるだろうが、それは社会に出たことのない子供のレベルでの話に過ぎない。

考えてみると、社会に出て働いたことのない学生が学生の本分をしっかりと認識するというのは本質的に困難だと思う。学生と言うのは、社会に出て働くときに備えて勉強するものであるが、まだ社会には出ていないのだからその本当の重みがわかろうはずもない。アルバイトをしてみたところでそれは練習に過ぎない。大人の責任や自分の人生を背負って働くというには程遠いのだ。もちろん、早い時期から親の保護下を離れて自活しつつ学校に通っているような人は別だけれども。

もちろん、僕だって日々勉強している。でも時間が全然足りないのだ。毎日仕事をして、空き時間にせいぜい1〜2時間なにか技術書を読むのと、1日を丸々使えることは全然違う。嗚呼、今自分が大学に通うことができたら! 誰とてそうだろうが、学生の頃と社会に出てからでは背負っているものの重みが違う。時間の大切さというものも身にしみて感じている。きっと真剣に勉強するだろう。

冒頭に書いたとおり、ぱむ屋のEIJさんは会社を辞めたわけではないものの、1年半ほど学生に戻るそうだ。彼の 8/26 の日記から1行、無断ながら引用させていただこう(相変わらずトラックバックというのはよくわからないので忌避)。

折角、1年半も勉強させて貰えるので精一杯勉強するつもりです

社会に出て働いている人間の台詞として、この言葉には本当に切実な重みを感じる。どんな勉強をされるのかは知る由もないが、羨ましい限りである。一面識もない立場で不躾ではあるが、エールを送らせていただく。頑張ってください。

 

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