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2005-10-21-01-PDA かくあれかし!

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最終更新日付:2013/12/31 07:40:22


PDA かくあれかし!

2005 年 10 月 21 日

スマートフォン W-ZERO3 。発表。ついにきたなという感じでひとまずは喜ばしい。日頃見ているサイトでも、それ自体を歓迎する向きや、今後の動向に(とくに Palm OS 搭載スマートフォンへの弾みに...とかを)期待する声など、さまざまだ。全体としては好意的と言っていいだろう。陰郎としても歓迎するところである。

そんな雰囲気に水を差すつもりはまったくないのだが、敢えて、敢えてこれだけは言っておきたい! ということがある。たとえば、いあなもさんは、W-ZERO3 を評して「初物にしては頑張ったなぁ」 と仰っている。無論同感だ。非常に意欲的なスペックである。しかし、陰郎から見ると、「頑張った」を通り越して「頑張りすぎ」てしまっているように見えるのだ。その結果があのサイズに現れてしまったように思われてならない。

たとえばキーボード。これはまったくの個人的意見として聞いてもらいたいのだが、あのキーボードの大きさはちと心許ない。ある一定以上の大きさのキーボード(陰郎的にはブラインドタッチができるかどうかが重要)を実現できないのであれば、Treo やTungsten C のようなキーボードの方がいい気がする。あのキーボードによってボディが肥大しているという側面があるのだとすれば、Bluetooth などを経由して外部キーボードを使わせた方がいいように思う。そうすれば、もう少しコンパクトにできたような気がするのだ。あの大きさの黒いボディを横顔にあてて電話をしているところは、ちょっと想像したくない気がする。

別に僕は天邪鬼になって W-ZERO3 をやっつけようとしているわけではない。僕だって国産スマートフォンの時代が始まろうとしていることに大きな期待を寄せている一人なのだから。このエントリで言いたいことは次の通りだ。

PDA やスマートフォンは、ソフトウェアだけでなくハードウェア的にも柔軟に拡張できることが本来的なあり方だと僕は思っている。だからこそ、本体は 「シンプル」であることができる。オールインワン的にいろいろなものを詰め込んで失敗したガジェットをこれまで十数年にも渡って見てきたはずではないか。そしてその「シンプルネス」は Palm が指している方向性だ。だから僕は Palm が好きなのだ。皆さんもきっとそうだろうと思う。

電話として大きすぎれば、それはスマートフォンではなく電話機能をくっつけた PDA である。中途半端なキーボードが付けば、それは電話機能をくっつけた使いにくいノートパソコンのようなものだ。「電話らしい大きさ」をギリギリのラインで守りながらも、Bluetooth などを使ってヘッドセットやキーボード、その他いろいろなものとの無線接続を可能にしたスマートフォン。それを実現してのけたのが Treo だと僕は思っている。That's smartphone といったところである。スマートフォンかくあれかし。PDA かくあれかし!

...と、そういう(個人的には厳しいつもりの)眼で見ているものの、市場がどのように反応するのか、僕にはさっぱりわからない。常日頃から、僕は自分を極端論者かもしれないと思っている。もしくは Palm 原理主義者とか。普通の消費者一般がこれをどのように受け取るのか...それは、「あとは歴史だ」という台詞に委ねたいと思う。

最後に、重ね重ね言っておくが、僕も国産スマートフォンの時代が始まることに大きな期待を寄せている。W-ZERO3 にも WILLCOM にも是非とも健闘してもらいたい。

...嗚呼、また重たいエントリを書いてしまった...

 

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