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2006-01-05-01-そうなるに至った経緯

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最終更新日付:2013/12/31 07:39:45


そうなるに至った経緯

2006 年 01 月 05 日

個人的な開発でもそうだし、仕事でもそうだ。半年、一年という単位で昔のことを調べなければならないことがある。「今、どうなっているか」は簡単だ。現状を調べればいい。しかし、「何故そうなるに至ったか、その経緯は?」という問いに現状は答えてくれない。それは歴史であり、現状はその歴史の積み重ねではあるものの、現状それ自体は歴史を語ってはくれない。

何度も何度も、そんな経験を繰り返す。だから、陰郎は長期にわたる仕事では必ず「作業記録」をつけるようにしている。何をやったかだけでなく、何故そのような選択をしたか。どんなことで悩んだか。何を量りにかけたか...そんなことを、敢えて感情を必要以上に交えて書き込む。歴史はそこに書き込まれるのだ。自分の歴史でもあり、作品の歴史でもある。作品そのものが語らぬものはそこに残しておくのだ。そうすれば、歴史を常に手元に置いておける。そして、作品そのものに歴史を書かずにすむ。だから陰郎のソースコードには過去のコメントアウトされたコードや冗長な説明書きは一切ない。

今なら weblog のような自動化されたツールを使うのもよかったかもしれない。しかし、陰郎がこのようなことをはじめたのは 2002 年頃からだ。そのころは weblog のようなツールは知らなかった。だから最初は HTML を直書きするところから始めた。今でもほとんど直書きなのだが、文書全体の構造やリンク関係を管理する部分は自分で作成したツールを使用している。そして、Microsoft HTMLHelp Workshop というツールを使用して HTML Help 形式のファイルを作成する。こうすれば単体で全文検索をかけることも簡単にできる。ある意味で、これが陰郎にとってもっとも重要な道具かもしれない。

2006年の活動を開始するに当たって、8ヶ月ほど放置したプロジェクトをなんとかしようと考えている。まずはそのプロジェクトの作業記録を読み返すところから始めるのだ。といっても記録をつけてある期間だけでも1年以上ある...しかし、これを読み直せば自分の頭はこのプロジェクトを放置する前の状態に戻れるだろう。人間は ── 少なくとも陰郎は ── すべてのことを記憶していることはできない。忘れたり、歪んだりするのだ。記録をつけることは大切である。書いてあれば、少なくとも思い出すことはできるだろう。いろいろなことに手をつけ、中断したり再開したりする場合は特に大切である。そんなことを痛切に感じたのでこんなエントリを書いてみた。

 

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