2006-01-21-01-雪、エンスト、そして生還 - project-enigma

2006-01-21-01-雪、エンスト、そして生還

>> Site top >> weblog >> 月別アーカイブ >> 2006年01月のlog >> 2006-01-21-01-雪、エンスト、そして生還

最終更新日付:2013/12/31 07:39:42


雪、エンスト、そして生還

2006 年 01 月 21 日

午前4時。半徹仕事を切り上げて職場のビルの外へ出た陰郎はいまいましげに舌打ちをした。

ち、降ってやがる...

雪である。初雪だとかなんだとか、そんな悠長なことは言っていられない。電車はない。背後のビルではまだ2人ほど仕事をしている。目の前には雪とバイクと12kmほどの道のり。陰郎は帰宅するために職場を出たのだ。へらへら笑って職場に舞い戻るためじゃない。帰るぞ。帰ってみせるぜ...

...と、無意味に意固地になって強行する決心を自分に表明。足で地面をあらためる。ふん、凍結もしていないし、すぐに積もるような気温でもない。降っている雪よりも怖いのは積もった雪だ。これなら行ける。というわけでバイクにのり、走り出したわけだ。この寒いのに陰郎のヘルメットはフルフェイスではない。ゴーグルはしているから目は大丈夫だが、顔の下半分は露出している。さぞかし寒いと思うだろう。しかし、寒さなんかどうでもいいのだ。顔面に雪の粒が当たって痛いこと痛いこと。たまらず左手で顔の露出している部分を覆う。その状態で、どうしてもクラッチを操作しなければならない時以外は片手で運転しつづける...雪の日に片手運転なんかやってたら死ぬぞ真面目な話。

しかし、悲(喜?)劇はそれだけでは終わらなかった。道程の5分の3(細かいな)を行ったあたりで、なんと、エンストしてしまったのだ。赤信号の手前でゆっくりと減速していたときだ。エンジンブレーキをあまり使わず、回転数が下がるに任せて止めた感じがいけなかったのかもしれない。そのままエンジンが停止してしまった。しかも...エンジンがかからない! 陰郎のバイクにはセルスターターがついていない。キックだけなのだ。雪の降りしきる中、必死でキックでエンジンをかけようとする陰郎。あ、でもキックをがしがし踏んでたら暖かくなってきた...て、いかんいかん。こんな状況で汗かいたら凍死するぞ。バイクがエンストした30男が都内で遭難ですか? えぇそーなんです。だってエンジンかかんないんだもん。言い訳はいいわけねぇ。あぁもう何を言っているんだ陰郎。

とかなんとかやっている間にエンジンかかりました。それでも懲りずに片手で運転を続け、なんとか生還。えぇ、このエントリを書いているんですから、多分生きているんだと思います。これを書いている途中で、家の外を救急車が走っていきました...そういえば、生まれてこの方救急車には乗ったことがないな...こんなおバカをやった日に乗らずに済んだのだから幸運に感謝せねばならん。しかし、与太話を書くときに途中で文体が変わる癖はなんとかならんものだろうか。

 

コメント

このページにコメントする

 

このページのタグ

Page tag : 日常・非日常

 

 


Copyright(C) 2005-2017 project-enigma.
Generated by CL-PREFAB.