2006-01-29-02-敗北宣言 - project-enigma

2006-01-29-02-敗北宣言

>> Site top >> weblog >> 月別アーカイブ >> 2006年01月のlog >> 2006-01-29-02-敗北宣言

最終更新日付:2013/12/31 07:39:41


敗北宣言

2006 年 01 月 29 日

陰郎は去年の夏頃から、とある Bluetooth アプリケーションを書こうとしていた。が、今日、ここに正式に挫折を表明する。陰郎が書こうとしていたアプリは、Bluetooth 搭載 Palm OS ハンドヘルドをソフトウェア的にヘッドセットに仕立て、同じく Bluetooth を搭載している携帯電話などを通じて通話を可能にしようというものだった。しかし、以下に述べる理由および陰郎自身の力不足により、まったく歯が立たないまま半年近くが過ぎた。このことはほとんど誰にも話さなかったが、諦める以上はケジメが肝心である。よってここに挫折を表明し、新たな挑戦者の到来を待つことにする。

細かい話は、続きを読んでほしい。

「Palm OS Programmer's Companion Volume II」の 131 ページに、Palm OS Bluetooth System に関する記述がある。下手な翻訳で申し訳ないが、だいたい以下のようなことが書いてある。

Palm OS Bluetooth system は Palm OS 搭載ハンドヘルドに対し、以下のことを可能にする。

...で、これらの目的に合わせて、Palm OS Bluetooth system は以下の Bluetooth プロファイルをサポートする、と 135 ページに書かれている。

そして、以下のプロファイルはサポートされて「いない」と 137 ページに書かれている。

つまり、ヘッドセットプロファイルはサポートされていない。しかし、Synchronization がサポートされていないのにも関わらず Bluetooth で HotSync ができるのは、Serial Port プロファイルを使用して Bluetooth HotSync が実装されているからだ。そして、Palm OS Bluetooth system は Generic Access をサポートしている。ということは、Generic Access をベースとして必要な部分さえ自分で書いてやれば何とかなるのではないか...と陰郎は考えた。それが甘かったのである。

結局のところ、陰郎にできたのは簡単な Bluetooth アプリを作ってデータ交換を行うところまでだった。しかし、音声データを交換するのであれば一般的な非同期(かつ再送あり)のデータ転送ではなく、同期(かつ再送なしでデータ欠落を許容する)転送でなければならない。また、普通に Treo650 で音声データを再生すると背面のスピーカーから音が出るが、電話として使用するときのスピーカーから音を出すにはどうすればいいのかわからなかった。さらに、ペアリングの時点で Bluetooth 搭載携帯電話から「ヘッドセットとして認識される」必要がある。これをどうやっていいのかも、さっぱりわからなかったのだ。

要するに、乾杯である...いや、完敗である。きっと、無線通信やハードウェアを専門領域としている技術者だったらそれほど困難には感じなかったのかもしれない。しかし、この件は陰郎にとっては大きすぎた。それゆえに陰郎に身の程を知らせてはくれた。このまま忘れてしまうこともできたが、それではあまりにもケジメがつかぬ...というワケでここに敗北を宣言する。

以上。

 

コメント

このページにコメントする

 

このページのタグ

Page tag : Palm

 

 


Copyright(C) 2005-2017 project-enigma.
Generated by CL-PREFAB.