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2006-04-06-01-【PipeWorks】 Side story - 6:2つの道(最終回)

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最終更新日付:2013/12/31 07:39:30


PipeWorks】 Side story - 6:2つの道(最終回)

2006 年 04 月 06 日

(前回までのあらすじ)

ピノフスキ氏との面会の場に現れたジムは、あなたに秘密を守らせるべく、説得を試みる...

 

『ピノフスキさんは昔、東側にいた人なんだ。』 組合のビルに戻る途中、ジムはそう話してくれた。『あの人が西側へ移ってきたときの感想を話してくれたことがあるよ。確かに社会主義・共産主義は失敗した。しかし、失敗という点では民主主義・資本主義もまた同様だと。西側は、人間の欲望を原動力にしているぶん息が長いだけだと言うんだ。まぁ、確かにそうかもしれないな。』

組合のビルに戻ると、1つだけある会議室へとつれて行かれた。そう、あなたは覚えている。始めて組合のビルに足を踏みいれたあの日、この会議室でジムから配管の仕事の手ほどきを受けたのだった。そして今、あなたとジムは再びこの会議室にいる...しかし、あのときと違うことが少なくとも1つあった。あのときと違って、ジムの顏は笑ってはいなかった。

ジムは真剣な調子で話し始めた。

さて、フェアにやろうじゃないか。ピノフスキさんはお前さんのことを買ってるようだし、それは俺も同じだ。お前さんには期待してるし、あの人が考えていることをわかってくれると思っている。でも、お前さんには自分の頭で考えた上で結論を出して欲しい。

お前さんには2つの道がある。今までどおり配管工として仕事を続ける道と、全てを忘れて他の街でやり直す道だ。いずれにせよ、お前さんが辿り着いた事実については黙っててもらわなきゃならん。今この街のこの組合で行われていることの意味はお前さんにもわかるだろう? あの人は実験なんて言葉を使ったりするが、人間が働くということの意味を真剣に考えているからこそやっているんだ。たしかにピノフスキさんの金はそれほどきれいな金じゃない。それはそのとおりだ。あの人はたくさんの事業をやってるからな。しかし、世の中で動いてる金と比べたって取り立てて汚れてるわけじゃないんだ。少なくとも、あの人の金からは血の匂いはしない...

さぁ、よく考えて答えてくれ。2つに1つだ。今までどおり仕事を続ける道と、全てを忘れて他の街へ行く道。他の選択肢については何も言うな...秘密を守ってくれるのなら、安全は保障する。どっちにしろとか言うつもりはない。お前さん自身の頭で考えるんだ...

あなたの答えは?

──── そして、この物語はこれで終わった。

 

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