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2006-04-27-01-書き足りなかったこと

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最終更新日付:2013/12/31 18:40:34


書き足りなかったこと

2006 年 04 月 27 日

...と題して、例の情報セキュリティに絡む電子デバイス持ち込み制限について書いていたのだが、このエントリをアップする際に大部分を削除した。理由は、上手く書ききれなかったこと。要点を以下にまとめる。

デバイス持ち込み制限は、いつだったかの「無防備地域宣言」に少し似ている。なによりも不愉快な共通点は、徹底した楽観主義と無責任な思考停止、および当事者意識の(意図的な?)欠如だ。どちらも戦争や情報漏洩をなくそうと本気で考えてなどいない。考えている気になっているだけだ。そのような人間は実効性よりも分かりやすさを優先する。そして自己の思考による結論よりも傾向と指示に従う。そうすれば自分の行動の責任と主体性を放棄できるからだ。コトが起きてしまっても、残念そうな顔をすればそれで済む。自分はなんら思考も決定もしなかったのだから! あとは粛々と事後処理を済ませればいい。いろいろと楽そうで結構なことだ。どうせ口を開いたところで「指示どおりにやっていたのに」という程度のものしかでてこないだろう。

企業というものは、個人で責任を背負いきれないほど大きな仕事をするために人が集まるところである。従業員といえども、その会社の看板背負って給料もらって仕事をする以上、その会社の責任の一部分を背負っているはずだ。だったら胸を張ってその責任を負うためにも、少なくとも言うべきことは言っておくべきだろう。少なくとも PDA を仕事で使っているのは「よりよい仕事をする」という自己の責任の一部であったはずなのだから(ひとまずここではそういうことにしておく)。その上で決定されたことが自分の主張に沿わないのであれば、あとは降りるかどうかを自分で決めればいい。降りないのなら、それもまた自身の選択という責任だ...無論、生活を抱えた人間がそこまで竹を割ったように真っ直ぐに生きられないということは重々承知の上の建前である。

 

コメント

MA-CY - 04/27/2006 01:25:15 AM

「当事者意識の(意図的な?)欠如だ。どちらも戦争や情報漏洩をなくそうと本気で考えてなどいない。」

そう、私がずっと感じている違和感、腹立たしさはそこにあるんです。そんな奴らと戦うのは本当にばかばかしいし、でも、自分を守るためには戦わないと、と改めて思っている次第です。

陰郎 - 04/27/2006 01:47:48 AM

> MA-CY さん

たしかに、自分の頭で考えない人たちから自分を守らなければならないというのは馬鹿げていますよね。案山子の大群に囲まれているようなものです。案山子たちから見れば、そんな彼らに戦いを挑む我々はドン・キホーテのように見えるのでしょうか(個人としてはそうだとしても一向に構いませんが)。

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