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最終更新日付:2013/12/31 07:39:21


楽しきもの

2006 年 05 月 28 日

最近、 Palm について書いているサイトがめっきり減ったと思う。理由は色々あるのだろう。iPod や W-ZERO3 、ポッドキャストなど、新しい楽しみが増えてきたこともその1つではないかと思う。人に与えられる時間はおおむね平等で、かつ短い。新たな楽しみに時間を費やせば、それ以外のことに使う時間が短くなるのはごく自然なことだ。

きっと、そのようにして人々の指向や嗜好は流れていくものなのだろう。誰だってそうであるように、陰郎にもそういった流れの方向を変えることはできない。結局、陰郎もその流れの中にいるのだから。流されまいと何かにしがみつくことはできても、流れそのものをなんとかすることなどできない。だから ( そして、だとしても )、問題は、その流れの中で何を思い、何をするかだ。結局は、「世の中はいつも変わっているから、頑固者だけが悲しい思いをする 」 という歌のとおりになる。しかし、それも良かろう。世の中の変化に悲しい思いができるのは頑固者だけの特権だ。

とはいえ、そんな流れに乗って新しい楽しみを見つけた人々でも、Palm だけは使い続けているという人はきっといるだろう。それは、Palm が嗜好性の強い一過性の流行物ではなく、日用必需品のレベルまで 「 降りて来た 」 ことを意味している ( と思う )。色々使っているけれど、Palm だけは手放せない...というのは、ある意味で Palm に対する最高の祝福だと言える。

この点については、陰郎が常々思っていることがあるので、書きとめておこう。陰郎はPalm をとても良い PDA だと思っているが、「 Windows Mobile やザウルスと比べて 」とは言えない。何故なら、Palm 以外はまともに使ったことがないからだ。言いたくても言えないのだ。陰郎は、生まれたばかりの雛鳥が最初に見た動くものを親と思い着いて行くように、Palm こそが PDA と信じた、ただそれだけのことである。そんな人間が「 Palm 最高!」 と言ったって、説得力がないだろう。だから、色々なガジェットを使いつつも Palm を使い続けている人は、陰郎にはしたくてもできない主張を ( 例え主観的にではあるにせよ ) 証明してくれていることになるのだ。

陰郎にとっても、Palm は使っていてアドレナリンが湧き出してくるようなモノではない。でも使っていて苦痛なわけではもちろんないし、Palm がなければ非常に困るだろう。これらは全て(少なくとも陰郎にとっては)良いことだ。「日用品としてのPalm」でも書いたとおり、長期にわたって日常的に使われるものはそうであるべきなのだ。

これからも、「 楽しいもの 」 は次々と現れるだろう。多くの人々を 「 退屈 」 させないために。それは流れが流れていくようなものである限り、自然なことだ。その流れが Palm の方向を向くことは、ひょっとしたらもうないのかもしれないが、それは大して重要なことではない。Palm はその流れの外で、空気のごとく自然にその場を満たすような存在であって欲しいと願う。

 

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