2008-01-06-02-絶対にかなわない人
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最終更新日付:2008/01/06 02:00:00
絶対にかなわない人
2008 年 01 月 06 日
「ミニーの資料室」 のミニーさんが、Japonica の隠し機能を簡単に暴いてしまわれた。こんな御仁にかかっては、陰郎のような人間には隠し事などできようもない。「 あららココ、仕掛けが見えちゃってますよ 」 と言われても、普通の人は逆アセンブルリストとか見ませんからぁ! (涙 ...まったく、プログラマにとっては、ミニーさんは透視メガネをかけている人のような存在である。ポケットの中はおろか、パンツの中まで見透かされてしまうのだ。「そんなものは見たくない」と言われてしまうかもしれないが。
以前から思っていたことではあるし、今回の件でさらにその思いは強くなった。陰郎にとっては、逆アセンブルリストから内部構造を追ったり、さらにバイナリレベルでパッチを当ててしまう人というのはまったくのウィザードなのだ。プログラミングをしない人から見れば陰郎のようなソフトウェア開発者とて同じように見えるのかもしれないが、実際にはまったく違う。なるほど確かに陰郎はこれまで自分にとって謎だった DA やOS 5 のシステム拡張などに挑戦してはどうにかこうにかモノにしてきた。しかし、すべては C 言語よりも上のレベルで考えられる範疇である。アセンブラや機械語となってはどうにもならない。ミニーさんの更新は必ず目を通しているが、いつも帰国子女が喋る英語を聞くような感じだ。一生かかっても到達できないものを目にする気分で読ませていただいている。
自分になぜアセンブラができないのか、考えたことはある。おそらく、コンピュータイジりの「幼虫期」に触った言語で決まるのではないか、というのが現在の陰郎の結論だ。陰郎は10代は BASIC で、20代以降は C & C++ がネイティブ言語である。アセンブラに触れないまま幼虫期を過ぎてしまったので、その水準での思考ができない(あるいは著しく困難な)のではないだろうか、と考えている。今から学んでもいいのだろうが、多分30過ぎてから一輪車を練習するようなことになるだろう。君子危うきに近寄らず...というのは冗談としても、陰郎はアプリケーションレベルの開発者の路線を進むとしよう。それが自分の道だ...と負け惜しみついでに考えた。
コメント
ミニー - 01/06/2008 06:18:22 AM
陰郎 - 01/06/2008 02:58:45 PM
> ミニーさん
コメント有難うございます。そしてこちらでは始めまして。
>> 別の数字から足したり引いたりして13という数字を作るとか、 >> 条件分岐に入るもっと手前で、変数に代入しておくとかすれば >> もっと難易度の高い「隠し機能」になったと思いますよ。
あー、それは、逆アセンブルリストを追っかけるのが困難になる、という意味で「難易度が高い」んですよね...? なるほど、リテラル値で正直に書き込むよりは難しくなるわけですが...うむむ。
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陰郎さん、どうも失礼しました(^^)
別の数字から足したり引いたりして13という数字を作るとか、条件分岐に入るもっと手前で、変数に代入しておくとかすればもっと難易度の高い「隠し機能」になったと思いますよ。
まぁそれはさておき、素晴らしいアプリをどうもありがとうございました m(_ _)m