2009-09-29-01-EIN だとか W-8BEN だとか、の顛末
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最終更新日付:2009/09/29 01:00:00
EIN だとか W-8BEN だとか、の顛末
2009 年 09 月 29 日
陰郎は困っていた。
App Store で iPhone OS 向けのアプリケーションを配布するための手続きは、各国語向けにローカライズされていない。とにかく英語だ。わかるようなわからないような、と言ったら嘘になる。ほとんどわからない。そこで頼るのはやっぱりネット検索だ。調べてみると、多くの人が EIN の取得だとか W-8BEN のなんだとかをしなければならず、そしてそこで躓いている。
陰郎もそこで躓いた、というわけではない。それ以前で躓いたのだ。どういうわけだか陰郎はそれを要求されなかったのだ。これは不安になる。それ以前のところで何かミスをしでかしているかもしれないからだ。管理画面上では何も問題ないように見える。しかし、完全に手続きが完了しているわけではなく、set up in process となっている。10月に公開予定の mult puzzleはアップロード済みだが、in review となっている。
問題は、ネットで調べる限りこれらの手続きには長い時間がかかるということだ。必要ならばさっさとやってしまいたい。しかし、必要なのかどうかがわからない。ネット上で得られる情報は、明らかに必要だと言っている。しかし、自分は少なくとも求められていない。そして、自分が何かミスをしでかした可能性はゼロではないのだ。
というわけで、これは聞いてみるしかないだろう。Apple の担当部署にメールで問い合わせてみる。言語を選ぶところがあったので Japanese とし、よって当然のように日本語で質問をした。しかし、帰ってきたのは英文を機械的に翻訳した日本語だった。おそらく、日本語の質問を機械的に英訳して首をひねり、回答を書いて機械的に日本語に翻訳したのだろう。結果、陰郎も首をひねることになった。
回答は理解が困難だったものの、「W-8BEN を要求します」という言葉で終わっていた。やはり必要なのか。ネット上で検索した情報では、W-8BEN の入力フォームが PDF 形式の添付ファイルでメールされ、それに記入して送り返す、というものだったが、まだ届いていない。いつ届きますか? と再び日本語で返信する。おそらく、向こうでまた首をひねったことだろう。
得られた回答に、陰郎もまた首をひねった。「メールでは送らない」という。「電子的に完了される」という言葉もあった。つまり管理画面上で申請できるということだろうか? 管理用のWebページを確認してみたが何もない。どうも、機械翻訳に双方が翻弄されているようだ。このままでは海を跨いで2人の人間が首筋を傷めることになってしまう。向こうは夕方だから医者にも行けるかもしれないが、こちらは午前4〜6時なのだ。
そこで、「英語得意じゃないからゴメンね」と断りつつ、英語で質問する。すぐに回答がきたが、これによって向こうが首をひねらずに済んだかはわからない。余計にひねりがキツくなっていないことを祈るばかりだ。そして、この回答で完全に納得できた。要するに手続きが刷新されて、必要な申請手続きはすべて向こうでやってくれるということのようだ。
というわけで、手続きの完了を待つことになった。このあたりのやりとりは、ほとんど20分おきくらいだった。素早い回答に感謝である。ありがとね Karen さん。首は大丈夫?
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