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2009-10-03-01-Palm デバイスを手放すべき時はいつか

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最終更新日付:2013/12/31 07:36:26


Palm デバイスを手放すべき時はいつか

2009 年 10 月 03 日

shino-ji さんが、ALP に動きはあるのか? と書かれている。残念だが、仮に動きがあったとしても、ALP はアナウンスから既に数年が経っている。情報技術の世界では、これはあまりに長い時間だ。長過ぎる時間だ。そして、ALP デバイスが現実のものとなったとしても、そのデバイスの開発や販売に関連する勢力にとって Palm OSのレイヤを導入するための動機は、どうやらどこを探しても見当たりそうもない。おそらく、ALP および元 PalmSource社(現在は ACCESS Systems America だったか)は、完全にお荷物になっているのではないだろうか。

とはいえ、「待っても無駄」というような後ろ向きなことを言いたいのではない。いや、実際問題待ってもおそらく無駄なのだが、それよりも今使えるデバイスをどう大切にするか、を考えてみたいのだ。陰郎はたしかに iPhone OS 向けの開発を始めた。しかし、ユーザーとしての陰郎は、未だに Palm OS デバイスが一番の重要アイテムだ。それはなぜか。

電話機や携帯音楽プレーヤーとして使うならいざしらず、PDA として、紙のシステム手帳の代わりになるものとして使う電子デバイスとして考えたとき、iPhone/iPod touch はびっくりするくらいデキの悪いデバイスだ(もちろん個人的な嗜好をたっぷり盛り込んでの発言なのでこれについて議論しようとしないように)。それは、そもそも用途が違うからで、それについて Apple を非難する気にはなれない。このプラットフォームには確かに FUN がある。それはエンターテイメントとしてはとても重要なものだ。それは実際に使ってみて分かった。しかし、ストイックなツールとして使うためには作られていないことも同時に良くわかった。iPhone を Palm の代わりに使っている(そして使えている)人は、その FUN の部分で使いづらさを誤魔化しているか、そうでなければ最初からそれほどのストイックさを必要としなかったのだろう。

そんなわけだから、これからも陰郎は情報管理デバイスとしては変わらず Palm OS を使い続けていく。しかし、もう新しい Palm OS デバイスは(多分)出ない。Palm の新プラットフォームである Web OS 上で Classic が HotSync できるようになったということだから、これの方が ALP と比べてもよほど現実的な選択肢だろう。そうでなければ、既存のデバイスを使い続けていくことが必要になる。陰郎が現時点で考えているのはこれだ。

そのためには何が必要だろうか。まずは交換用のバッテリーだろう。あと、母艦となるPC と同期し続けられるか、という問題がある。しつこくも Windows XP を使っているからひとまずは問題ないが、Palm OS が仕様上動作しなくなる 2031年まで XP が使えるとは思えない。いや、もちろん 2031年といえば 22 年後なのだから、陰郎など生きているかどうかの方が怪しいのだが、とりあえずそういう風に考えたいという話だ。

これは、やはり Palm への拘りなのだろうか? そういう自覚はないし、自分としてはもっともな理由はある。何よりも PDA というのは実用的な道具なのだ(もちろん遊び道具にもなるが)。しかし、もっと楽しい遊び道具が手に入ったからといって、それに実用的な道具の役目を負わせるのはやはり何かおかしい。そこで使い勝手に我慢するのはもっとおかしい。Palm を手放すのは、Palm が Palm の土俵で戦っても勝てないようなものが現れてからにすべきなのだ。そしてできることなら、そこには自由があってほしい。

 

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