2010-11-15-01-文字コードの話 - 14
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最終更新日付:2010/11/15 01:00:00
文字コードの話 - 14
2010 年 11 月 15 日
そろそろ余談くらいしか残っていない。ライブラリに思い切って手を入れた後、自分自身に回って来た勘定書きについて。
今回、stateful なエンコーディングに対応するためにイテレータをエンコーディングクラスから分離したわけだが、結果としてそれまでエンコーディングクラスの public インターフェースだったメソッド群が除去されることになった。そしてそのために、今回の変更よりも前からこのエンコーディング処理ライブラリを使っているプログラムは新しい仕様に追従しなければならなくなった。
とはいえ、このライブラリは自分の必要を満たすために作ったものなので、ユーザは自分だけだ。だから気が楽なのは良いことだが、そのために思い切った変更をし過ぎたのはマズかった。対象の自作プログラムは2つあるのだが、そのうちの1つが自分でも驚くほどの大手術になってしまっている。失敗することはないと踏んでいるが、どれくらいの時間がかかるかは正直わからない。
本来、ライブラリの変更というものは互換性を十分に検討して取組むべきものだ。一般に頒布しているライブラリの場合、以前のバージョンとの互換性を切り捨てることは、ユーザを切り捨てることに等しい。今回はどういうわけだか自分に大きな負担をかけることになってしまったわけだが、そこはまだ未完成状態のライブラリのこと。万が一にも他の人に迷惑がかからなくて良かったと思っている。
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