2010-12-01-01-SVG と UML の話 - 6
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最終更新日付:2010/12/01 01:00:00
SVG と UML の話 - 6
2010 年 12 月 01 日
時間が無いので一日分の内容がどんどん薄くなっていくのが困りものだ。時間がかかるが、もう少し詳しく見ていこう。
このツールの重要なポイントとして、ダイアグラムの要素は「コネクタ」と「それ以外のもの」に分けられる。コネクタというのは、2つのダイアグラム要素を接続するものだ。それはほぼ間違いなく線で、前回の例では依存関係(dependency)がこれに相当する。そして、コネクタによる接続の対象になるのは「コネクタでないもの」だ。前回の例ではクラス(class)がそれだ。
では、コネクタは接続の対象をどうやって指定するのだろうか。前回のデータを見てみよう。
dependency from:Foo dest:Bar
接続元と接続先をそれぞれ from と dest で指定している。この Foo や Bar というのは、クラスの記述で name として指定した名前だ。それはこんなふうに書いてあった。
class name:Foo
このように、コネクタは接続の対象を名前で指定する。そのため、コネクタは名前を持たないものには接続できないし、名前を持つ複数のダイアグラム要素に同じ名前を付けることもできない。
また、コネクタが描画される位置は接続対象のダイアグラム要素の位置によって決まるため、コネクタには位置の指定はない。コネクタ以外のダイアグラム要素は図面上の位置を指定する必要があるが、それについては次回以降にしよう。
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