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最終更新日付:2014/01/01 21:22:40


2014年の年頭に寄せて:6年前に書いたこと

2014 年 01 月 01 日

新年早々暗い話題と思われるかもしれない。しかし、いずれは振り返らなければならないことでもあるだろう。

自分の weblog を刷新する作業をしていると、どうしても過去に書いたものを読み返してしまう。自分は、6年前にこう書いていた。

2005年4月以来、Palmware 開発だけを続けるような毎日です。いつまで続くのか、いつ終わるのか。そもそも目標はなんだったのか? Palmware 開発を始めて3年弱。そんなことを考える年齢になってきました。漠然と考えている陰郎の引き際は、「 陰郎が不要になるほど、Palmware 開発者や Palm 界そのものが元気になること 」 です。一人の Palm ユーザーとして、日陰で安心して Palm を使い続けられること。そのような日常が続くことに確信と安心を感じられること。新しい世代のユーザー層、および開発者たちが出てきて、陰郎もまた「昔頑張ってた人」みたいな感じの距離感で語られたり。自分がすでに最前線にいないということに悔しさを感じたりもするでしょうが、置いて行かれるということは、逆に言えばもっと勢いのある世代が台頭してきたということでもあります。そうなればこそ、陰郎は心安らかに日常に戻ることができるでしょう。願わくば、それ以外の理由で開発から離れるようなことにはならないことを。

今になってこれを読み返して、特別な感慨が何もないと言えば嘘になる。しかし、だからといって、その感慨についてはっきりと説明できるかと言われれば、残念ながら首肯できない。はっきりしていることは、この6年の間に自分の「引き際」はやってこなかったし、これからもやってこないだろうということだ。もちろん自分はこれまでもこれからも Palm を(使い続けられる限りは)使い続けるだろうし、他にもそういう人達はいるだろう。そして、今でも Palm 向けのソフトウェアを書いている人はいるだろう。そういった方々に最大級の親愛の情を示しつつも、自分が今後 Palm 向けのソフトウェアを書くことはないであろうことを今ここではっきりと書いておかなければならない‥‥‥まぁそれも今さらの話なのだが。

いつ頃から、Palm 向けのソフトウェアを書こうという気持ちにならなくなったのか、自分でも良くはわからない。ひょっとしたら、その「引き際」とやらが永遠に来ることがないだろうとはっきりわかってしまった時かもしれない。PalmSource 社買収以降の Palm 周辺の動静を見ているうちにいつのまにか、ということかもしれない。あるいは、いや、やめておこう。戻せないものをイジくり回しても仕方がない。

最後に、自分の Palmware を使ってくれた決して少なくない皆さんに、そしてそれを便利だと喜んでくれた皆さんに、感謝申し上げます。モバイルデバイスの昨今の動向を考える限り、今後 Palm のようなプラットフォームが出てくることはまずないでしょう。自分としては、特別な理由がない限り、2031年の「期限」がやってくるまで、手持ちの Palmデバイスを使い続けると思います。もう Palm を使っていない元 Palm ユーザの皆さんにも、まだまだ Palm を使っているぞというツワモノな皆さんにも、2014年が良い一年になりますように。

 

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