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2020-05-02-01-LifeGameの思い出とか

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最終更新日付:2020/05/02 01:00:00


LifeGameの思い出とか

2020 年 05 月 02 日

Game of Life で知られる John Horton Conway 博士が亡くなられたそうだ。命日は 2020/04/11 で、82歳だったとのこと。Twitter で訃報を知り、氏の著書から自分でも読めそうなものを探して購入してみた。香典代わりというのも変かもしれないが、自分にできることは「忘れずに大切にする」ことなのだろうと思ったので。

恥ずかしながら、Conway 博士が数論を専門とする方だということを今回初めて知った。実は計算機科学の人だと思いこんでいたのだ。数学者の、しかも数論の専門家の方の著書なんて手出しできるわけもないが、一般向けの著書で邦訳されているもの、という条件では唯一の選択肢となったのがこの『数の本』だった。まだ届いたばかりで、読むのはこれから。以下、連想に任せて関係してそうな思い出話でも。

 

Game of Life、いわゆる「ライフゲーム」に出会ったのは、まだ未成年の頃だったと記憶している。たしかゲームの「SimCity」の攻略本だったと思う。あのゲームの仕組みとして、ライフゲームのようなセルオートマトンの考え方があるのだと、そういう話が掲載されていたように記憶している。

「ライフゲーム」を初めて自分で実装したのがいつ頃のことか、もう思い出せない。ただ、C++ に熱中していた頃、セルオートマトンの本を見つけて購入し、ライフゲームの様々な変種を実際に動かして楽しんだのを覚えている。それは最終的には、PalmLife のようなお遊びのソフトウェアとなった。もう15年くらい前の話だ。

もうひとつ、自分が熱中し(て後からセルオートマトンが関係していると知っ)たものに、正規表現がある。最初は Dr. Dobb's Journal だったと思う。ビット集合を用いることで、実際には非決定性有限オートマトンの実装を決定性有限オートマトンのように動かす、というような記事だったと記憶している。これと、詳説 正規表現で読んだ内容から正規表現エンジンを自作し、長いことメンテしながら使っていた。思えば、あれが最初の自作自演プログラム(ユーザーは自分ひとりの非公開プログラム)だったことになる。それも、C++11 で標準ライブラリに正式に正規表現が追加されたことにより、メンテナンスを終了した。

ライフゲームを最後に動かしたのがいつか、思い出せない。自分の実装は Windows か Palm OS でしか動作しなくて、そのどちらも手元にない(Windows はあるけどメインでは使ってない)からだ。SimCity は 2013年(だっけ?)発売の一番新しいのが Windows PC にインストールしてあるが、滅多に起動しない。時間がないからだ。それに、今の SimCity はもうセルオートマトン的な理屈で動作しているのではないらしい。

初めて「ライフゲーム」というものを知ってから、多分30年近く経っているだろう。今に至るまでの間に、色々なものが通り過ぎて行ってしまった。それを寂しいと感じてしまうが、自分が前に進んでいるからだと思えば仕方のないことではある。せめて過去の自分が熱中したもの、そのきっかけをくれた(とこちらが勝手に思って感謝している)人のことをちゃんと覚えていようと思う。御冥福を。

 

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