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books:オープンソースソフトウェア

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最終更新日付:2014/01/10 10:06:08

オープンソースソフトウェア

─ 彼らはいかにしてビジネススタンダードになったのか ─

基礎情報

ISBN 4-900900-95-8
発行 (株)オライリー・ジャパン
発売 (株)オーム社
定価 1900円 + 税
編著 Chris DiBona 他
訳者 倉骨 彰

レビュー

Linux といえば、今では大概の人は知っています。この業界にいる人なら Apache というものが何なのかもだいたい知っています。そしてそれがオープンソースというものとどんな関わりがあるのかも。

しかし、知っている人も知らない人も、それらが自分達の生活をどれだけ支えているかを初めて知ったら、きっと驚くでしょう。Apache は知らないし Linux も使ってないって? それじゃ、ブラウザを立ち上げてどこかのサイトをちょっと覗いてみましょう。それって、今まさにあなたがしていることですよね。それでもう Apache と Linux と Perl のお世話になっているんです。さらにいうならば、ネットワークの基礎技術にまるごとお世話になっているワケですよね。

これは、そんな世界を作り上げた人たちのエッセイをまとめた本です。彼らは世界中の人たちに感謝されてしかるべき仕事をしています。OS を作った人、Web サーバを作った人、インターネットの基礎を作った人、フリーソフトウェア運動を始めた人...どの人をとってみても、必ず何らかのかたちでお世話になっています。そう、われわれが道路や橋や上下水道といった都市インフラの恩恵に預かっているのと全く同じように。その彼らは、オープンソースという手法によって共有と協力の精神を具現化し、この偉大な仕事を成し遂げました。そして彼らの偉大な仕事は今でも続いています。

そんな偉大な人達なのに、彼らの名前は一般にはほとんど知られていません。かく言う自分もこの本を読む以前から名前を知っていた人は4人だけでした。本当、毎日お世話になっているというのに。彼らに足を向けて寝られないと思うのですが、恐らく彼らは私から見て1方向に固まってはいないでしょうから、申し訳ないと思いつつ、毎晩誰かに足を向けて寝てしまっています。

 

 


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