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Palm OS User Interface Guidelines/2-2

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最終更新日付:2014/01/01 00:00:00

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2-2 アプリケーションランチャへの統合

 

アプリケーションランチャ(図2.5参照)は、ほとんどのアプリケーションが起動される画面です。ユーザーは入力エリアのアプリケーションアイコンをタップすることでランチャに移動し、任意のアプリケーションのアイコンをタップすることでそれを起動します。

アプリケーションランチャにうまく統合するためには、アプリケーションアイコンとバージョン文字列を用意する必要があります。これらについては後続のセクションで説明します。稀なケースとして、デフォルトのアプリケーションカテゴリの提供が必要な場合があります。

 

アプリケーションアイコン

ランチャ用として、2つのアイコンを用意する必要があります。アイコンビュー用の大きなアイコン(図2.5参照)と、リストビュー用の小さなアイコン(図2.6参照)です。短いアプリケーション名とわかりやすいアイコンを選びましょう。

図 2.5 アプリケーションビューのアイコンビュー

 

大きなアイコンは、ユーザーがどこをタップすれば良いかわかるよう、中心を明確にしましょう。アイコンはあなたの会社のマーケティングメッセージを表現するとともに、組込みアプリケーションのアイコンにうまく溶け込むようにすべきです。組込みアプリケーションのアイコンは、以下のガイドラインに従っています。

図 2.6 アプリケーションランチャのリストビュー

 

小さなアイコンには円形の背景は含まれません。組込みアプリケーションは通常、大きなアイコンで傾いて描画される要素を普通のアングルで描画します。

Palmハンドヘルドにおけるグラフィック表示のより詳細なガイドラインについては、8 章の“カラーとグラフィック”を参照して下さい。

バージョン文字列

アプリケーションのバージョン番号を示す短い(通常3〜7文字の)文字列を指定します。このバージョン文字列は、アプリケーションのリソースファイルに含まれるもので、PalmRez ポストリンカに指定するものとは異なります。この文字列は情報ダイアログに表示されます(図2.7参照)。

図 2.7 ランチャの情報ダイアログ

 

バージョン文字列は以下の書式になっている必要があります。

major.minor.[stage.change]

major 部分がメジャーバージョン番号で、minor 部分がマイナーバージョン番号です。stage は開発ステージを示す文字(a はアルファ版, b はベータ版、d は開発者向けリリース)、change はビルド番号です。最終的な製品リリースでは、stage と change は取り除きます。

デフォルトのアプリケーションカテゴリ

ランチャはアプリケーションをカテゴリ分けします。アプリケーションリソースファイルでデフォルトのアプリケーションカテゴリを指定すれば、ランチャはそのアプリケーションのインストール時に指定されたカテゴリに分類します。アプリケーションカテゴリが指定されていなければ、そのアプリケーションは「未分類」カテゴリにインストールされるため、ユーザーが各自で分類先を選択することになります。

ほとんどのアプリケーションでは、デフォルトアプリケーションカテゴリを指定するべきではありません。以下の条件のいずれかに当てはまる場合のみ指定するようにします。

このケースでは、カスタムカテゴリ名を定義することになります。ランチャは、その名前がランチャのデータベースに存在しなければカテゴリを新規に作成します。

表 2.1 ランチャの定義済みカテゴリ

デフォルト
ランチャ
カテゴリ
説明
Games 全てのゲーム
Main 予定表やアドレス帳など、日常的に使用する基本アプリケーション
System プリファレンスや HotSync、セキュリティアプリケーションなど、システムの振舞いをコントロールするアプリケーション
Utilities ユーザーのシステム管理を支援するアプリケーション
Unfiled デフォルトのカテゴリ

デフォルトのアプリケーションカテゴリを Microsoft Windows のスタートメニューのように扱ってはいけません。Palm ハンドヘルドでは、「未分類」を含めて 16カテゴリに制限されています。それぞれのアプリケーションが独自のカテゴリを定義したら、この制限にすぐに達してしまうことは明らかです。それに加えて、アプリケーションを独自のカテゴリに入れてしまうと、それを見つけて起動することも難しくなります。ユーザーに明確な利点がある場合に限り、デフォルトカテゴリを割り当てるようにしましょう。

 

 

 

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