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Palm OS User Interface Guidelines/5-1

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最終更新日付:2014/01/01 00:00:00

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5-1 使用する UI 要素の選択

 

表 5.1 に、UI要素の選択に関するいくつかの一般的なヒントを示します。より詳細な説明は後述します。

表 5.1 オプションを提示する UI 要素の選択

目的のアクション 選択すべき UI
多くのオプションから
複数を選択
チェックボックス
少数の選択肢から
1つを選択
プッシュボタン
ポップアップリスト
中程度の選択肢から
1つを選択
ポップアップリスト
多くの選択肢から
1つを選択
セレクタトリガー
範囲内から選択 スライダー
状態のトグル チェックボックス
コマンドボタンでのシミュレートも可能

 

多くのオプションから複数を選択する

チェックボックス(図 5.1 参照)は、同時に複数のオプションを選択することが可能な唯一の UI 要素です。他の UI 要素は1つのオプションだけしか選択することができません。そのため、互いに排他的でないいくつかのオプションがある場合、チェックボックスが使用すべき UI 要素になります。

図 5.1 チェックボックス

 

 

多くの選択肢から1つを選択する

オプションの集合から1つだけをユーザーに選択させたい場合、いくつかの UI 要素を使用することができます。プッシュボタン、ポップアップリスト、セレクタトリガー、またはスライダーです(図 5.2 参照)。ポップアップリストとスライダーは、デスクトップコンピュータにある対応する UI 要素と非常に似通っています。プッシュボタンはデスクトップコンピュータにおけるラジオボタンの類似物ですが、外観は異なっています。セレクタトリガーは Palm OS 独自のものです。セレクタトリガーはテキストの周囲を点線の矩形で囲ったような外観になっています。テキストは現在の選択内容を表示しています。セレクタトリガーをタップすると、選択内容を変更するためのモーダルフォームが表示されます。

図 5.2 多くの選択肢から1つを選択するコントロール

 

以下のセクションでは、それぞれの UI要素の良い点と悪い点を説明します。

プッシュボタン

図 5.3 二択のプッシュボタン

 

図 5.4 ビュー選択のためのプッシュボタン

 

ポップアップリスト

スライダー

図 5.5 スライダーの代替手段

 

セレクタトリガー

チェックボックス

 

コンボボックスの実装

デスクトップのインターフェースでは、しばしばコンボボックスがサポートされます。これは既存の選択肢から選ぶことができ、新しいものを入力することもできるというものです。デスクトップのコンボボックスはポップアップリストとテキストフィールドを組み合わせたような外観になります。Palm OS はコンボボックスを提供しませんが、いくつかの方法で類似の挙動を実装することができます。

通常ベストなのは、デスクトップでコンボボックスを使うような局面でセレクタトリガーを使用することです。セレクタトリガーをタップすることで、リストとテキストフィールドの両方を備えたモーダルフォームを表示します。テキストフィールドに入力するためには、リストから選択するか入力エリアに文字を描きます(図 5.6 参照)。

図 5.6 コンボボックスとしてのセレクタトリガー

 

以下の条件であれば、セレクタトリガーは良い選択になります。

フォームが頻繁に使用されることが予期されたり、新規入力が頻繁に発生しそうな場合、セレクタトリガーはベストな解決策ではありません。セレクタトリガーの実装では、新規入力が単純なテキストフィールドに比べて不便になります。例えば、Expense アプリケーションにおける出費の種別をセレクタトリガーとモーダルダイアログで実装することを考えてみましょう。ユーザーが出費を入力する場合、しばしば複数件まとめて入力します。セレクタトリガーをタップしてリストを操作し、OK ボタンをタップするという操作を1件ずつやっていたのでは、アプリケーションの使用が飽き飽きするものになってしまうでしょう。

もうひとつの方法は、図 5.7 に示すようにコマンドボタンをテキストフィールドと組み合わせて使用する方法です。このスタイルの UI では、リストから選択するのと同じくらい簡単にテキスト入力を行なうことができます。

図 5.7 コンボボックスとしてのコマンドボタン

 

コマンドボタンによるコンボボックスの実装は、リストが潜在的に大きな場合に有力な選択肢になります。図 5.7 では To ボタンで電話番号の検索をしますが、選択する電話番号は何百にもなりえます。

コンボボックスを実装する3つ目の選択肢は、ポップアップリストを使用する方法です。以下の条件であれば、ポップアップリストの使用は良い考えです。

リストに対して新しい要素を入力できるようにするため、カテゴリポップアップリストのカテゴリ編集コマンドと同じ方法でリストに編集コマンドを含めます。ポップアップリストの実装に関する詳細は、108ページの“ポップアップリスト”を参照して下さい。

ポップアップリストでは、セレクタトリガーの場合よりもリストからの選択が便利になります。テキストの入力はやはりわずかに面倒です。リストへの追加操作が頻繁に発生することが予想される場合、一度にいくつもの要素をリストに追加できるようなモーダルダイアログを表示するコマンドをインターフェースに追加したくなるかもしれません。

 

 

 

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