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Palm OS User Interface Guidelines/7-3

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最終更新日付:2014/01/01 00:00:00

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7-3 スクロールボタン

 

スクロールボタンは、画面の下部に表示される2つの矢印です(図 7.5 参照)。この矢印をペンでタップすると、フォームはその方向へスクロールします。矢印をペンで押下し続けると、フォームはその方向へスクロールし続けます。

図 7.5 スクロールボタン

 

表 7.3 スクロールボタンの詳細

指標
13 ピクセル
高さ ボタン1つあたり 8 ピクセル
上端 上ボタンは 144
下ボタンは 152
左端 147
フォント Symbol 7
コンテンツ 上ボタンは 0x01
下ボタンは 0x02
境界線 なし
※訳注

CodeWarrior および付属の PilRC Designer で試したところ、Symbol 7 フォントでは上下ボタンともに正しく描画されません。Symbol 11 フォントに変更したところ、Palm OS Simulator では正しく描画されることが確認できました。

 

システムが定める挙動

Palm OS は以下の挙動を保証します。

システムはどの UI 要素がスクロール対象なのかを知りません。そのため、1画面分以上のデータがある場合やデータの先頭が表示されている場合、およびデータの末尾が表示されている場合にはシステムに通知を行なう必要があります。これらの条件をシステムに適切に通知することで、スクロールボタンは前述の挙動を示すようになります。

アプリケーションのコードには、実際に表示をスクロールする責任もあることに注意して下さい。

 

ルック&フィール

スクロールボタンをインプリメントする際には以下のガイドラインに従って下さい。

常に1画面分の情報を表示する

画面スペースは限られているため、常に可能な限り多くのデータを表示すべきです。従って、常に1画面分の情報が表示されるよう、スクロール状態を調整しなければなりません。

行数が 10 のテーブルがあり、表示すべきデータが 14 個あるとしましょう。下ボタンをタップして 10 要素分下方向にスクロールすると、次の画面には 4 要素しか表示されないことになります(図 7.6 参照)。これらの 4 要素だけを表示するのではなく、手前の 6 要素も表示できるように上方向にスクロールして下さい。

図 7.6 データ末尾を表示しているフォーム

 

スクロールハードボタンのサポート

ユーザーはスクロールをサポートするアプリケーションではスクロールハードボタンが使用できることを期待します。上ハードボタンはスクロールボタンの上と同じ処理を、下ハードボタンはスクロールボタンの下と同じ処理をそれぞれ行なうべきです。

 

ルールを破る場合

スクロールのためのインターフェースをスクロールハードボタンだけに頼らないで下さい。スクロールが可能であることを示すためにスクロールボタンかスクロールバーのいずれかを必ず追加して下さい。

アプリケーションによっては、表示する情報がまだあることを他の方法で示しているためにスクロールボタンもスクロールバーも省略している場合があります。しばしば、これには表示済みのデータのパーセンテージを示すラベルやグラフィックが使用されます(図7.7 参照)。パーセンテージはスクロールによってさらに情報を参照することが可能であることの目印としては十分に明確とは言えません。従って、常になんらかのスクロール用の UI 要素を表示すべきです。

図 7.7 ボタンを伴わないスクロール

 

 

 

 

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